競馬未経験者、ばんえい競馬にハマる

ばんえい競馬 にわか
先日、「にわかファン」という言葉が2019年の流行語大賞にノミネートされ話題になりましたが、私もにわかファンになってしまったものがあります。

それがばんえい競馬

私は競馬自体が未経験でしたが、ばんえい競馬のレースを見ていくうちに馬券を買ってみようかなと思い、現在は少しですが買うようになりました。

本当に見始めて日が浅いどころか数日レベルなので、ずっとファンの人にとって私はきっとにわか中のにわかファンだと思います。

それでも、とても興味を持ったことは事実なので、競馬初心者兼にわかとしてばんえい競馬を楽しんでいます。

ばんえい競馬とは

ばんえいを漢字で書くと「輓曳」です。うーん読めない。

でも漢字だと、何となくどんな競馬か分かるような気がします。両方とも、ひく、ひきずるという意味がある字です。

つまり、「ひく競馬」。

何をひくのかといったら、ソリです。
しかも木製ではなく鉄製。

そのソリの上に重りと騎手を乗せて走ります。

もうこの時点で他の競馬とは全く違うものだ、ということが分かります。

ソリだけでも400キロ以上、重りも数百キロあり、「馬大丈夫なの?」と心配になるかもしれませんが、ばんえいの馬を見ると納得するかもしれません。

ばん馬(ばんば)という馬

ばん馬
つくしんぼさんによる写真ACからの写真)

この重たいソリを運ぶばんえいの馬のことを「ばん馬」といい、私たちがテレビの競馬中継などでよく見掛ける馬とは姿が少し異なります。

中央競馬(JRAが主催。よく日曜日に地上波テレビ中継やってる競馬)や他の地方競馬(地方公共団体が主催)に登場する競走馬の体重が500キロないくらいなのに対し、ばん馬はなんと1000キロ前後。倍です。

馬といえば、スラッとしていて足も細く、コースではドドドーッと速く駆け抜ける。
そういったイメージだと思うのですが、ばん馬は体が大きく足もがっちり太く筋肉ムキムキ。

中継の画面や写真を見ただけでも「でけえ!!!」と思うくらい迫力があります。

元々は農耕馬がルーツであるため、こういった特徴のある体のようです。

どういうレース?

コースは直線で200m。他の競馬場のようにカーブはありません。
そのかわり、道中に2か所の山があります。

最初は低い山、その次に高い山。

この山を2つとも越え、ソリの後ろがゴールラインを通過すればゴールです。馬の頭がゴールラインを超えただけではダメです。

ばんえいのレースの面白いところは、「馬が途中で止まることがある」ことだと、個人的に思っています。

他の競馬のように、スタートからゴールまでノンストップで走り続ける…といったことは少ないです。

山じゃないところでピタッと止まる馬もいれば、景色がいいのか山の上でピタッと止まってしまってなかなか動かない馬も。

また逆に、最初から最後まで山もすんなり越えてぶっちぎりで走っていく馬もいます。

なので、スタートがいい馬が必ずしも一着になるとは限りません。なんか遅れてるな…大丈夫かな…?っていう馬が、山2つをすんなり越えて逆転の一着に!なんてことがよくあります。

これが面白いです。ほんと。

重いソリを一生懸命曳いているので、「がんばって!!」と応援にも力が入っちゃいます。

面白い名前のばん馬

馬 珍名
各レースで出走する馬は最大で10頭です。

競馬情報やパドックで馬の情報を見ることができますが、ばんえい競馬の馬って面白い名前が多いな、と思いました。

私が初めてばんえい競馬の中継を見たのが一昨年の秋です。

たまたまニコニコ生放送の中継にあり、「あ~これがばんえい競馬か~、動物のお医者さん(漫画)に出てきたな」と思い観てみることにしました。

その時に印象に残っている馬の名前が「マタキタヨ」。

この時以来、今年に至るまでばんえいを観ていなかったのですが、今でも覚えているくらいインパクトがあります。

他にも、
・タナボタチャン
・オレモスゴイ
・キタノボブサップ
・サクライケメン
・ショウヘイ
・セナカ
・ソダネー
・デッカクナーレ
・マツリダワッショイ
・ブチオ(※ほんとにブチ毛)

など、印象に残っている馬の名前が多く、馴染みやすいのがとてもいいな、と思いました。

…ちょっと面白い名前の馬に投票したくなります。

出走表を見るだけでも面白いですよ。

馬がオシャレ!

中継を見ていると、パドックでばん馬が歩く姿が映されます。

ばん馬一頭一頭が映されるのでレースの時より近くしっかり観ることができるのですが、よくよく見るとオシャレしているばん馬がたくさんいます。

たてがみを編んでいたり、カラフルなポンポンや飾りを着けていたり。

名前もそうですが、こういったおしゃれで印象に残ることも多々あります。

大きな体につぶらな瞳、たてがみにおめかし。

これ…かわいいぞ!!!
なんだかお祭りのようだ!!!

馬の様子を見ることができるパドックですが、私は競馬に関して本当に初心者なのでどういった状態が「調子がいい」のかまだよく分かっていません。

でもオシャレなかわいいばん馬が歩いている姿が見れるだけでも楽しいものです。

インターネットで見れるありがたさ

以前は、競馬で馬券を買うには競馬場に出向く必要がありました。
でも最近は、インターネットでも投票できるようになり、更に生中継も観ることが出来ます。

これって本当にありがたいことであり、東海地方に住んでいる私が帯広のばんえい競馬のレースをほぼリアルタイムで観ることができ、馬券を買いたかったら登録すればスマホで買える、という大変便利な世の中になりました。

入金も払い戻しもほぼ即時。

もちろん、現地で観戦して馬券を買うという楽しみもありますし私も現地に行ってみたいと思っていますが、行けないことがほとんどなので今はインターネット上で楽しませて頂いています。

中継でも観れますが、コース脇のイルミネーションもすごく綺麗で、華やかです。このイルミネーションも個人的にすごく気に入ってて、楽しませて頂いています。

ニコ生のサムネイルがばん馬と騎手とイルミネーションですが、あれとってもいい写真だと思います。パッと明るくていいですね!

ニコ生のコメント

ニコ生 コメント
そして、ニコニコ生放送でのコメントが皆さん暖かいのも嬉しいことです。

当初は「ギスギスしてるのかな~…」とちょっと怖く思って様子を見るだけにしていましたが、実際はそんなことはなく、初心者でも歓迎するムードが感じられとても安心しました。

コメントでの一体感や盛り上がり、ニコ生競馬チャンネルの運営さんのコメントにもユーモアがあり、個人的にばんえい競馬を観るには欠かせない存在となっています。

コメントも、最初は「何のこと言ってるんだろう…?」と思うこともありましたが、見ているうちに「ああこれのことか!」と分かるようになってきた自分がちょっと嬉しかったり。

また、10頭出走のレースは実況の方の「ばんえいフルゲートです」の発声とともに

「ば ん え い フ ル ゲ ー ト で す」

の弾幕(一斉のコメント)が流れます。盛り上がります。わりとマジで。

なんか、合いの手とか歌舞伎の「大向う」のような感覚が近いですね。

とても楽しいので、ばんえい競馬に興味を持ったらこちらで観戦するのもオススメです。

Twitterでも情報収集

私は普段MastodonというSNSを利用しているのでTwitterはほとんどやっていなかったのですが、ばんえい競馬に興味を持ってからはTwitterも再開しました。

ばんえいについて色々知りたいな、と思った時、インターネットの検索はもちろんSNS上での情報も豊富なので重宝しています。

また、ばんえい競馬ファンの方々が現地で撮影したばん馬の写真や動画をアップされています。時に力強く、時に可愛く写真におさまっていてとても癒されます。

いつも見させて頂いております。ありがとうございます。

ばん馬、大きい馬なのに怖いどころか可愛くて、一度生で会ってみたいなあ…と思います。

にわかなりに楽しんでいます

にわかの私がにわかなりに、ばんえい競馬について感じたことを書いてみました。

競馬をやる人でも、実はあんまりばんえい競馬については知らない、ということがあるようです。

中央競馬に注目している友人に「ばんえい競馬が好きかも」という話をしたら、「渋いね」と返ってきました。

その時は見始めて本当に数日だったので「そんなもんかー」と思っていましたが、実際ばんえいを何度か見て思うことは「渋いかな??」ということです。

馬も人も、とても魅力があると思いますし、今なら「渋ないぞ!ポンポンつけてもろて可愛いぞ!」って答えられます。

ただ、まだまだ知らないことがたくさんありますので、これからもっと楽しんで知って行けたらな、と思っています。