paypayでSurface pro6を買った話
- 2018.12.07
- やってみた
- paypay, surface pro6
公開日 2018年12月7日 最終更新日 2020年5月3日
私が初めて自分でパソコンを買ったのが、確か2010年頃。
当時スペックの割には安く買えて、満足していました。
しかし、今までずっと使ってきていますがもう8年。固まるのが増えたりバッテリーがもたなくなってきたり……
win7でとても使いやすくて気に入っていたけれど、そろそろパソコンを買い替えたいなあ……と思っていました。
しかしお金がない。
ライブクイズでパソコンを買えるくらいには…!と思っていましたが、今年なぜかタイムセール祭りですごく値下げしてたタブレット(fireHD10)を買ってしまったり、スマホが壊れて急遽買い替えになったりで、貯まったアマギフもとてもパソコン買えるような額じゃなくなっています。
何とか安くパソコン買いたい。
しかもSurface proがいい。
そんな時にびっくりするようなニュースが入ってきました。
QRコード決済のpaypayがキャンペーンを始めた
キャッシュレスの波が押し寄せる中、paypay株式会社のQRコード決済サービス「paypay(ペイペイ)」が始めたキャンペーンが話題となりました。
簡単に言うと、
・対象期間中に店舗でpaypayを使って支払いをすると、決済利用額の20%相当のpaypayボーナス(paypayで利用できる残高)を付与
・抽選で全額(10万円相当まで)のpaypayボーナスを付与
※現在は終了しています。10日ほどで付与金額達成したとのこと。
つまり、抽選で全額、外れても20%相当のpaypayボーナスが付与されるということです。
Yahoo!のプレミアム会員だったり、ソフトバンクのスマートログイン設定済またはY!mobileサービスに初期登録済みのYahoo!JapanIDの設定で当選確率が上がるとのこと。
いずれも私は対象外ですが、全額なんて贅沢言わない。
20%相当でもとても嬉しい。
これを使えば安くSurface proが買えるかもしれない…
タイミングよくmicrosoftもキャンペーン始めた
何とここで私の背中を押すかのように、microsoftが期間限定で対象のsurfaceのキャッシュバックキャンペーンを始めました。
おまけに私の欲しかったスペック(core i5、8G、256G)も対象。
ただ、旧式は対象外だったので、これを利用するなら新型のSurface pro6ということになります。
内容は、Surface pro6の対象商品の場合、18,000円のキャッシュバック。
こちらはpaypayのようにサービスの残高やポイントで付与されるものでなく、銀行の口座にお金が振り込まれるものです。
18,000円の名目はタイプカバー(キーボード兼カバー)代とのことで、つまり実質本体代だけでSurface pro6が買える、ということです。
ただし、純正のタイプカバーでも素材のいいやつは高いのでちょっと足が出ます。
作戦開始
paypayのキャンペーン開始の12月4日。
私は名古屋駅にいました。
ここから順番に家電量販店へ向かい、価格の交渉をします。
この時、「13万円切ったらいいなあ…。ポイントも10%つけばいいなあ…。」という心境でした。
今思えばめちゃくちゃ甘い考えでしたけど。
名古屋駅では3店舗回り、中でもY電機さんはとてもよく相談に乗ってくれ、値引きも価格が高めだけどポイントも高いパターンや価格抑え目だけどポイントも1%のパターンなど、様々なパターンで提案してくれました。
今回のSurface pro6はシルバーのみだったところに新色のブラックが追加され、どちらかを選択することができます。
当初は「シルバーの本体にコバルトブルーのタイプカバーがいいかな」と考えていました。
店員さんに「今回は黒が人気ですよ」と言われ、「でも黒にコバルトブルーって合わないですよね…」と何気なくつぶやいたところ、
「何をおっしゃる!黒にコバルトブルーがカッコいいんですよ!!」とデモ機の黒にコバルトブルーのタイプカバーを付けて見せてくれました。
「・・・かっこいい!!!」
思ってたのと全然違いました。
こっちのほうがいい!!!
正直、ここでY電機の店員さんの話を聞かなかったら色のチョイスで後悔していたかもしれない……。
とても親身になってくれたし、値段も即決とはいかないもののいい提案を頂いたので、ここで買うことになりそうだなと思ったけど、とりあえず離脱。
もう1店舗、B。
Yより下げてくれないかな……と淡い期待を抱いてそちらに行ってみたら、全然ダメ。惨敗。この値段ならYで買うわ。
もう足が疲れた。クタクタ。食事はおろか水も飲んでない。
そして迫る帰宅時間。
家族の励ましを受ける
私はあまり計算が得意な方ではないので、今回あらかじめExcelに計算用のフォームを作っておき、ポイント率と価格を入力すると実質いくらで購入することになるかが表示されるようにし、それをスマホで参照できるようにしていました。
名古屋駅の金時計付近でそれに入力してムムム……とそのフォームとにらめっこしてたところ、自宅で子どもとお留守番してくれている旦那からLINEが。
「晩御飯は作ってあります。だからご飯のことや時間は気にしないでパソコン選びを堪能してきてね。」
う、嬉しい……!
これは、妥協したら申し訳ないな。
思いっきり、納得するまで頑張ろう。
旦那が送ってくれたこのLINEで、「よし、もう一件挑戦しよう」という気になりました。
最終決定
元々、名古屋駅周辺だけで済ませるつもりで、地下鉄に乗ってそれより遠くへ行くつもりはありませんでした。
しかし1件寄ろうかどうしようか悩んでいたところがあり、先ほどの旦那の励ましにより行くことに決めました。
地下鉄に乗り、電気街で知られる大須商店街へ向かいます。
そこに、paypayが使えてキャッシュバックも対象の店舗・Tがあります。
ここで店員のお兄さんに「名駅でこの金額だったけど、もうちょっと安くできませんか?」と交渉。
「少しお待ちくださいね」とレジでカタカタ計算。
「お待たせしました、ポイント付きませんがこうなります。」
出てきた金額は一瞬固まる金額。予想以上の値引き。
思わず、「え……これ税別ですか?」と聞いたくらい。もちろん税込でした。
ちょっと計算させてください!!と例のexcelに打ち込み。テンパる私に、「どうぞどうぞ、ゆっくり計算してくださいね」と店員さん。
計算の結果、実質の購入額(購入価格 - paypay還元 - キャッシュバック + キーボード代)は先ほどのYの方が安い。
でも、口座から落ちていく金額は圧倒的にTのほうが安い。Yが出してくれた「安いけどポイントも1%」のパターンより5000円くらい安い。
いくらポイントで還元されても、それって口座からポイントにチャージしてるのと変わらないのかもしれない。結局使うのだから。
だったら、口座から落ちていく金額をより少なくしたい。
もちろん、ポイントでの実質値引きを重視する人もいるし考え方は人それぞれだと思うけど、私はポイントよりも現金の引き落としをどれだけ少なくするかを重視していました。
なのでその考えの結果、めでたくTで購入することになりました。
paypayで支払い
ここで間違えてクレジットカードを出そうものなら、今までの努力が水の泡どころかそもそも買う事自体なかったことにしたいレベルです。
疲れ果てていましたが、ちゃんとpaypayで支払いできました。
店員さんも「いますごいですよねpaypay」とちゃんと内容を分かっていました。
「この還元でタイプカバー買います!」と言ったら「それいいですね!!」とノリノリ。
この日、店舗に在庫がないとのことで、後日郵送になりました。
なので身軽に帰る事ができました。天気も悪かったので結果オーライです。
これは私の被害妄想かもしれませんが、家電量販店で交渉するとちょっとした威圧感を感じるというか、ちょっとバカにされてるかも?と感じる時があります。
このお店は不思議とそれを感じないというか、話がしやすく親近感がある、でも馴れ馴れしくない、といった感じがあります。
恐らくですが、今回接客してくれた店員さんに見覚えがあるような気がするので、以前相談に乗ってくれた方かもしれません。
到着
2日後、東京の新橋からSurface pro6が到着しました。
早速使用していますが、やっぱり持つのに緊張します。
キックスタンドを開く時もこわごわしちゃうというか……
現在は元々家にあったBluetoothキーボードとマウスを使用していますが、paypayボーナスが付与されたらタイプカバーと、もしまだ足りそうならペンも購入しようと思います。
まだ回復ディスクも作っていないので、近いうちにこれもやっておこうと思います。
paypayを利用しての感想
今回のpaypayのキャンペーンは、まず満額の決済がされ、その結果20%もしくは全額のpaypayボーナスが付与される という点をどう判断するかで有効活用できるかどうかが決まると思います。
付与されたものを利用してさらに購入するものが決まっている場合はいいですが、そうでない場合、ただスマホの中の残高に電子マネーを入れているだけの状態になります。
これから決済できるところが順調に増加すればいいですが、そうでなかった場合は「結局コンビニであれもこれも買う」「欲しくないけど残高残ってるからとりあえず買う」という行動が起きちゃわないかな?と思います。
経済は潤うのからいいのかな?
使いすぎないようにうまく利用していきたいものです。
-
前の記事
紅葉もいいけど銀杏もね 2018.11.26
-
次の記事
「コーヒーを淹れる」ことの壁 2018.12.21