ありがとうnasne、君は子育ての友だった。

公開日 2019年7月3日 最終更新日 2020年5月1日

衝撃的なニュースが飛び込んできたのが、令和が始まって2か月経とうとしていた6月下旬。

私はもちろん、家族で愛用してやまないnasneがついに生産終了を迎えるとのことでした。

子育て中真っ盛りですが、nasneには大変お世話になっているので是非子育て中の人にオススメしたい!と思っていた矢先でした。

ああショック。終了どころかむしろ次のモデル出るんじゃないかと思ってたくらいなのに。

nasneとの出会い

nasneを購入したきっかけは、実は祖母の死でした。

おばあちゃん子だった私は、夜に眠りにつく時に悲しさで押しつぶされそうになり、少し賑やかなものがあれば…と思っていました。

そして、既に持っていたPSvitaが活用できて枕元で使えるもの、ということでnasneを知ったのです。

PSvitaを使って、nasneで録画した番組やnasne経由で放送中の番組を視聴することができます。

私にとって決して安い買い物ではありませんでしたが、これはと思いすぐに購入しました。

これが予想以上に使い勝手が良かった…!

当時は結婚して賃貸で暮らしていましたが、難しい工事も不要で既存のテレビとインターネットの無線LANに直繋ぎするだけ、という簡単さにも助けられました。

引っ越しと子育て

その後戸建てに引っ越しましたが、もちろんnasneも現役。
子どもが生まれ、子どもが喜ぶ番組を録画しようと子ども向け番組を録画するようになりました。

賃貸の時は主にnasneで録画したものを見るのはPSvitaやスマホでしたが、無線LAN対応の居間用テレビを購入したので居間でnasneに録り貯めたものを見ることができます。

それだけではなく、タブレットやPC、更にPS4にも対応。
タブレットを持っていけばどの部屋でも録画したEテレが観れる!アン〇ンマンが観れる!

あまりに活用しすぎて、録画の中身の9割が子ども向け番組に、更に容量が足らなくなりエラーが出るように…

その時にあーでもないこーでもない、と検討したのがこの時です。

nasneは1TBモデルと500GBモデルがあり、どうせならデカい方をと1TBモデルを買っていましたが正解でした…こんなに録画するとは思わんかった…

nasneからの段階的卒業

nasneに外付けのHDDやnasne自体を繋げて容量の追加をすることができるのですが、残念ながら追加できる容量には限りがあります。

万が一故障して全部データが飛ぶ、というリスクを避けることも考え、足らなくなった分は別の外付けHDDを居間のテレビに接続することで解消しました。

現在は録画予約自体は積極的にこの外付けHDDに入れるようにし、nasneには「家の中のどこにいても観れるようにしたいもの」を優先して予約するようにしています。

居間で見る時は居間のテレビに無線LAN接続で、二階のテレビで見る時はPS4経由で、それ以外で見る時はタブレットやパソコン、スマホ、PSvitaで。

これで居間ではサンサンたいそうを踊り、二階ではぴかぴかぶーを踊ることができますね。

なんだこれめっちゃくちゃ便利じゃん

nasneからの卒業?いや無理だね!!!

弱点は「家の外」…だと思っていた

これだけ便利なnasneでも、「あ~~ここで使いたいのに使えない…」という時が何度かありました。

それは外出先。

ちょっと遠出するとき、様々なことに飽きてきた子どもにちょっとnasneで録画した番組見せてあげたい…と思っても、通信事業者との契約をしていないタブレットだと何もできませんでした。家にあるnasneに接続できないのです。

が、

nasne視聴アプリである「torne mobile」に番組書き出し機能がリリースされてたの、ほんと今日気付きました。

これがあれば、あらかじめ録画した番組を端末にダウンロードしてオフラインでも視聴できる…ということに。
どうやら最近どころか2年位前からあったみたい…

うっそだろおい。
あの苦悩なんだったんや。

かゆいところに手届きまくっとるやないか。

月額じゃなく買い切り型なのがまた嬉しいところ。
早速書き出し機能の購入をしたいと思います。

nasneよ末永く友達でいてほしい

nasneの生産が終了しても各種サービスは今のところ継続する、ということですが、正直言って生産が完了してしまったらサービスもいつまで続くのは分かりません。

それでも、終了してしまう日までこれからもnasneを使い続けていくことには変わりないですし、今日もnasneに録ったEテレの「お願い!編集長」を見るためにnasneを使っていました。

生産終了のニュースで衝撃を受けたのはどうやら私たちだけではないようで、SNSでも様々な反応が見られました。

是非ソニーさんにはサービスの継続、もっというなら終了撤回して後継機発売まで行ってもらえたら…というささやかな願いをここにぶちまけて、今日はおしまいにしたいと思います。